ムサシノ模型ホープ26制作日記 戻る
Cloud Dancerの完成から1年以上が経過し、次の機体が作りたくて仕方がなくなりました。
あれこれ悩んでいた時に、クラブ員IMSさんの大きなセスナ機が優雅に飛ぶのをみて高翼機に決定。
セスナのスケール機も考えましたが作れる自身もない。
そんな時期に、クラブ員A木さんに嫁いだプレイリーを久しぶりに操縦したところ、やっぱムサシノはいい!
そんなわけで、今回の製作はムサシノ模型の超ロングセラー高翼機、ホープ26に決定。
さっそく、スーパーラジコンさんでポチ・・・二日後に届いたのがこれ。
なんと、酔っぱらって間違って発注したのでした。

まあいいか、スカイカンガルーは次回に製作するとして改めてポチ。
二日後に届いたのが正真正銘のホープ26
幼少期にあこがれた、あのラジコン模型飛行機そのものです、うっとり。

今回の製作にあたって改造する点は以下の3つ。
①電動化・・・もちろんですね、エンジン持ってないから
②ノーズギアの可動化・・・滑走路でのタキシングができないと楽しみ半減ですから。
③主翼のボルト固定化・・・ゴムはやっぱりかっこ悪いので
本機は25クラスのエンジンが適正。
動力系は迷わずOK模型のセットを準備、アンプやバッテリーとの相性も考慮された品物。
結局、最終的にはモーターマウントとペラは使わなかったのだけれど。
2021年1月30日
さて、早速キットを開封。
なんと、すべてのパーツが切り出されてまとめられています。
写真ではわかりませんが、主翼の前縁材などR加工されています。
そして実物大の図面、丁寧な製作メモ付き・・・やっぱラジコン飛行機のキットはこれじゃないと。

図面上に、別途OK模型通販サイトで購入したノーズギヤとモーターを乗せてみます。
こういうことができるのが図面ありの強味。
防火壁はそのまま使用してノースギヤは後面にずらせばいまくいきそう。
製作指示に従って機種部の製作、モーターマウントは現物合わせで製作。
手元に3mmベニアがなかったので、2mmベニアの2枚重ね。
エポキシで接着してゆくので強度は問題ないはず。

胴体の制作、プレイリーを作った時のことを思い出します。
プレイリーははじめて作ったキットだったので、大切なポイントをいくつもはずしています。
その一つは胴枠を直角に接着してゆがみのない胴体を作ること。
今回はそのあたりは問題なし。
セメダインCと中粘度の瞬間接着剤でサクサクと進みます。

ムサシノ機で特筆すべきは脚の丈夫さ。
三角の3mmバルサを組み合わせて接着して、ここにくの字の3mmピアノ線の脚を挟むだけ。
単純な構造ですが、その辺の中華製ARF機とは比べ物にならないほど丈夫です。
これも、師匠の室見川さんの受け売りですが。

今回の改造の最大の難所、主翼のボルト固定の工夫をします。
主翼前縁をどうやって固定するか。
本機の場合、前縁に棒を刺しても胴体側にそれを受ける余裕がありません。
悩んだあげく、胴枠をそのまま使えるように工夫することにしました。
主翼中央の3mmバルサを写真のようにカットして、3mmべニアから切り出したかぎ状のパーツを合わせます。
中央バルサの外側は3mmベニアで補強をしておきます。
2021年2月7日
さて今週は主翼の製作。
これはもうなれたもので、図面通りにマチ針で固定して中粘度の瞬間接着剤をたらしていきます。
間違っても同じものを二つ作らぬよう充分に注意してと。
翼型は半対象ですのでねじれぬよう、しっかりと板に固定して製作します。
自分の工作用の板の表面には5mmのコルク板が貼ってあるので、マチ針は簡単に刺さります。

写真右をご覧ください。
なんと前縁材のバルサにあらかじめR加工が施されています。
上下を間違わなければ簡単に美しい主翼前縁が出来上がります。

プランク材も正確にカットされているのには改めて驚きました。
ここは焦らずに、セメダインCを多用しつつ瞬間を適度に使用していきます。
ざっとサンディングしたら翼端材をたっぷりのセメダインCで接着、一晩放置します。

少し前後しますが、主翼中央リブの接着、ここは上反角を決定する非常に重要なところ。
このキットには上反角に合わせたバルサパーツが入っていますので、これを使用すれば大丈夫。
中央リブの前方にベニアの補強材がみえますかね。
そして左右の主翼の接着。
30分エポキシを十分量使用して慎重に合わせていきます。
下面テーピングをしてずれないようにすることをお勧めします。
なお、本機の主翼にはカンザシがありません。
きっちりと接着して上面下面をグラス布とエポキシで補強します。

翌日の飛行場。
エルロンを仮固定した状態で主翼のサンディング。
クラブ員のなかにはバルサ機を制作したことがない方もたくさんいて、珍しそうに見学にきます。
この状態の美しさははんぱないですが、夜にはバルサアレルギーが悪化して難渋しました。
2021年2月14日
主翼固定用のべニアパーツをエポキスで接着。
このパーツは直線からなるため主翼との間に微妙な隙間ができます。
ここは丁寧に切り出したべニア材を挟みこんで強度を確保。
胴枠との関係はこんな感じ。新たな穴は開けずにここも強度を確保。

さらに胴枠の前側に3mmべニアをあてて、固定用のベニアをうまく受け止めるように工夫します。
支えの棒を隙間なく支えられるように現物合わせで切り出してエポキシで接着。
わかりにくいですが、前後に三角形の補強材を追加しています。
さらに工作は機首部分にすすみます。
モーターマウントにモーターを仮固定して、スピナーと機種部のクリアランスを確認。
写真はありませんが、マウントは厚めに作成していたのでジャストサイズに切り詰めています。

メインギアの固定、実際にタイヤを付けた状態で何度も図面と合わせて。
機首パーツにモーターマウントを接着した後に胴体に接着。
もちろんここはエポキシを仕様して一晩放置。

ノーズギアのサーボはラダーサーボとは別に機種部に組み込みます。
これは、ラダーサーボとは高低差がありすぎるのと、後ろ重心を回避するため。
どうせ錘を積むのならサーボの方がましでしょ。
写真右はバッテリーリポバッテリーを積む板です、悩んだのは先端の受け部分。
これまたラジコンの師匠、室見川さんから直伝のグラステープ製法でクリア。
博多におりながらいつも当方の製作を支えてくださり、感謝です。

ここで室見川さんからのバッテリー受け製作法を紹介しておきます。
自分の備忘録も含めて
バッテリー受けの袋部の作り方は次の通りです。
①材料は、プラバン又は百均の書類フォルダ、セメダインスーパーX、グラステープ、もちろんベース板
②プラバンを電池の幅+アルファにカットし、コの字状に折り曲げてスーパーXとグラステープでベース板に固定
③電池を挿入して、グラステープの接着面が外側に露出するようにして、グラステープを接着、電池がスムーズに出し入れできるように調整しながら。
④グラステープを外側から巻きつける
⑤側面の前縁に電池が引っかからないように、グラステープを追加しておくと安心


で、バッテリーベッドはこんな感じで納めて、上面にはは受信機とアンプを搭載します。
モーターを仮固定して配線の状況を確認して、ノーズギア部分はプランクします。

今回はその他のサーボも製作の間に搭載していきます。
リンケージ用のノイズレスチューブもこの状態で通しておきます。
これも室見川さんのパクリ、後程実感しますがフィルムを張った後がおそろしく楽になります。
写真右には主翼固定用のダウエルがみえますが、実はこの位置決めが大変だった。
実際に主翼を乗せて、前後左右上下をよく確認しながらの作業でした。
もちろんここはまったりと30分エポキシを使用しています。
2021年2月28日
受信機とアンプも仮乗せしてこんな感じ。
ここまできたら一気に胴体の上面下面をプランクしていきます。
しつこいようですが、このプランク材もジャストサイズに切り出されています。

基本的にはこのプランクはすべてセメダインC。
マチ針で固定して一晩放置します。
主翼よりの上面はメンテナンスハッチとして木ネジ固定。
ここが開かないとモーターやアンプの交換ができません。
写真右にはバッテリーハッチを固定するベニア、ここに2個の磁石を埋め込んであります。
パチっと閉まるハッチは気持ち良いですから・・・Cloud Dancerなんか手抜きで輪ゴム止めだったから。

主翼後縁のボルト固定部分は3mmベニアで補強しておきます。
久々にサークルカッターを使いましたが、これは便利なグッズでした。
そんでもって再び飛行場へ持ち込んで胴体を含めた全体のサンディング。
残念ながら尾翼は間に合わず。
2021年3月14日
垂直尾翼と水平尾翼の製作。
何ということはなく、セメダインCと瞬間接着剤であっという間にできあがり。

さーて、生地完成、仮組の状態です。
このままだと尻もちをつくので機種部にマスキングテープを乗せています。
バルサ機はこの状態が最も美しいと思います。
しばらく眺めていて楽しみたいのですが、バルサアレルギーが酷いので早めに被覆します。
2021年3月21日
フィルムは今回もブライトイエローと白。
またまた室見川さんのパクリ。
Astro Jr、Cloud Dancerに続いて3機目の黄色。
イエロー三部作、いや黄色三兄弟とでもいうべきか。
胴体の黒いラインも同じ、今回は胴体下部の白を多めにしてセスナ風にしてみました。


カットシートから機体名を切り出してこんな感じ。
名付けて「Hope EP Custom」、窓もつけてあげました。
写真ではわかりませんが、よく見るとしわしわになっています。
これは切り出しも貼り付けもハイボール片手に作業しているから。
原因は明らかなのですから改善すればいいのに、これがなかなか・・・ね。
まあ、飛んでりゃわからないし、雰囲気ですから気にしません。
2021年3月27日
飛行場へ持ち込んだ「黄色三兄弟」いいなあ、ぐっときます。
1年に1機だから3年かけてるわけです。
肝心の飛行性能ですが、これは素晴らしいの一言。
トリム調整なしで安定した初飛行ができました。
慣れてきたのでループ、ロール、背面に挑戦しましたが問題なし。
ムサシノ模型の素晴らしさを改めて実感した1機になりました。

左下の写真から飛行動画が確認できます。
よろしければどうぞ。
2021年4月4日